SMW工法

SMW工法(Soil Mixing Wall)は原位置土とセメント・ベントナイト混合液を削孔~注入~混練し、応力材としてH形鋼を挿入して連続した柱列壁を造成する工法です。

ベースマシンである三点式杭打機に3軸及び5軸の多軸オーガーを搭載し、両端のスクリューを完全ラップさせての削孔・混練を行うため止水性に優れた壁体の造成が可能です。また、大口径オーガー(φ850~900)や単軸オーガーによる先行削孔を併用することにより、硬質地盤や大深度施工に対応できます。

SMWは山留壁のみならず、応力材を挿入しない無芯SMWによる地下汚染対策遮断壁など、多目的な利用方法があります。